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(有) 鉢の木

創業から55年、美味しい日本料理と幸せな時間を提供しています

―代表取締役 藤川譲治さんにお話をお伺いしました。
弊社は昭和39年、東京オリンピックの年に創業し、5年後に会社組織となりました。創業以来、各国の要人にご利用いただいたり、神社仏閣のお仕事をさせていただいたりしています。
よく料亭に間違われますが、私どもは飲食店で、修学旅行生などにも使っていただいています。また、小・中学校の生徒さんへ、世界遺産となった和食の話をさせて頂くなど、食を通した文化発信にも力を入れています。
現在は、コロナ禍において、お客様の求めるものをどうやって提供するか試行錯誤しているところです。

嘘をつかない仕事そして時代と供に
―御社のこだわり、強みを教えてください。
よそ見をせず、自分たちの信じることをやる。食品の偽装などがニュースになりますが、私たちは嘘をつかない仕事を信条にしています。
また、今HPのリニューアルにとりかかっていますし、SNSでの発信にも力を入れています。QRコードを使ったアンケートも行い、料理やサービス向上に活かしています。鉢の木というと古臭く思われるかもしれませんが、裏側では最大限にデジタルを活用すべく努力しています。

食べた方が喜ぶことを哲学する
―これからに向けての取り組みなどがありましたら、ご紹介お願いします。
バス旅行で大勢の人が一度に動くということは減っていくでしょうから、今はケータリングに力を入れています。
また、コロナ禍後、素材の仕入れから見直して、献立もアンケート回答を参考にしながら改良しています。
時代が求めるものを提供していく、食べた方が喜ぶことを哲学していく、ということに尽きます。

今を真剣に生きる人
―そんな鉢の木さんではどんな人を採用したいと考えていますか。
今を真剣に生きる人です。今、この場を大切にして、目の前の状況と対峙できる人。へこたれない人。テクニカルなことは後からどうにでもなります。

―事務職をされている鈴木千裕さんにお話を聞きました。
―お仕事内容を教えてください。
予約受注、SNSなどの広報がメインですが、時に配達も担当します。特に配達はこのコロナ禍で頻度が上がりました。今日も午前中に2件行ってきました!
鉢の木は昔からご贔屓の年配のお客様も多いので、出歩くことを躊躇されたりしてケータリングをご利用いただいています。配達できることを知らなかった方が、リピーターになってくださるとうれしいです。

ワンチーム
―職場はどんな雰囲気ですか。
このコロナ禍の中で、一緒に戦っている仲間といった感じで団結力が上がった気がします。今までは職によって仕事が分かれていて、他を手伝うことはあまりありませんでした。今は調理、洗い場、接客など、手が空いたらお互いの仕事を手伝うようになり、相互理解につながっています。

―仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか。
人と接することが好きです。今の仕事は毎日直接お客様にお会いすることはほとんどありませんが、予約されたお客様が来店され、「鈴木さんの対応が良かった」とお言付けいただくことがあり、とてもうれしいです。また、いろいろやり取りがあった印象深いお客様が、もう一度予約をしてくださるとうれしいですね。
 
たくさん話せる人!
―最後に、どんな人と一緒に働きたいですか。
気軽に話ができるチームでありたいと思っています。ですので、コミュニケーションが取れる人、言いたいことを言い合える人と働きたいです。お客様に、食べて幸せだったという時間を持ってもらう、という一つの目標に向かって一緒に頑張れる人がよいと思います。




日付:2020-09-28