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(株)エンジョイワークス

家づくり・まちづくり・コミュニティづくりをしています
―管理部 小林友佳さんと事業企画部 長澤愛美さんにお話をお伺いしました。
ボトムアップでまちづくりを応援!
小林:鎌倉を拠点にボトムアップでのまちづくりをサポートしている会社で、創業当初から多様性があり持続可能な良いコミュニティができるまちづくりをしようという想いをずっと持っています。鎌倉・逗子・葉山を中心に、不動産仲介や建築の設計、空き家再生をはじめとした、不動産に関わる様々な事業を運営しています。
飲食店やゲストハウス、シェアオフィスなどの開業・運営に関する企画、コンサルティング、サポートを行う「株式会社グッドネイバーズ」も2016年に設立し、不動産仲介から家づくり、宿や飲食(カフェ)、シェアオフィスの運営支援へと広がっています。

由比ガ浜通りがオフィス
小林:現在、由比ガ浜通りに8カ所の拠点をもっています。もとは仕立屋さんや板金屋さん、魚屋さんなどをしていたお店をお借りし、リノベーションしてオフィスにしました。
―新しいオフィスのかたちですね。
小林:オフィスが離れているためコミュニケーションがとりづらいという面はありますが、チャットツールを駆使したり、なるべくいろいろなオフィスで仕事をしたりするなど、横のつながりを意識しています。
複数の場所にオフィスをお借りすることによって、由比ガ浜商店街の方々やまちの人達とも良い関係が築けているのではないかと思います。

―働いている方の年齢構成をおしえてください。
小林:平均年齢は35歳くらいで、40代、50代の人もいます。正直、選考の際あまり年齢は気にしていません。また、今まで新卒はほぼ採用していませんでしたが、2021年度以降は新卒やインターン生を採り始めようと検討しています。いろいろ新しいことをやっていくにあたり、若いアイデアをいれることは大切だと思っています。

空き家再生のノウハウを全国に
―今、特に力を入れている事業は何ですか。
小林:空き家再生をしていくプラットフォーム「ハローリノベーション」に力を入れています。空き家のオーナー様と、事業をしたいプロジェクトリーダー、投資家をつなぐ参加型クラウドファンディングです。
また、空き家再生のプロフェッショナルを育成するための空き家再生プロデューサー育成プログラムをいくつかの地域で展開しています。2020年9月にはこれを発展させた次世代まちづくりスクールを開校しました。
長澤:空き家再生プロデューサーというのは、地域を巻き込んで持続可能性があるプロジェクトが作れる人、かつ空き家の利活用ができる人です。弊社ではこの新しい概念を“資格”と位置付けて、自社のノウハウを共有し、自走型のまちづくりが全国に広がるきっかけになればよいと思っています。 
次世代まちづくりスクールはオンラインとオフラインで講義を受けられるようにしていて、まちづくりに関する様々なプロフェッショナルの方に講師をしていただいています。
小林:日本全国の研修所、コワーキングスペースを企業様とシェアする分散型サテライトオフィスネットワークも2020年7月に立ち上げました。コロナ禍を受けて、利用が伸びる手ごたえを感じています。

面白い仕掛けをしよう!
―盛りだくさんですね!
小林:ENJOYWORKSという会社名は、自分たちが楽しく働くということだけでなく、“面白い仕掛けをしよう”という意味もあります。住んでいる人が家づくりやまちづくりに積極的に参加できる楽しい仕掛けを作り、「みんなで一緒にまちづくりをする」ことをコンセプトにしており、「まちの人やお客さまが主体的に関われる機会をいかに増やすか」を大切にしています。地域で暮らすことをジブンゴト化する仕掛けを提供しながら、多様な人々と一緒に、みんなにとって価値あるものをつくり出す「共創(Co-Creation)」を全ての取り組みの中心に置いています。

―御社の強みは何ですか。
小林:不動産営業から始まった会社ですが、今では不動産探しから建築設計、建築後の建物運営・管理ノウハウの提供までワンストップで提供しており、多様な人々の多様なライフスタイルと事業の実現をサポートしています。業務内容も多様性に富んでいますが、スタッフも多彩なバックグラウンドを持つ社員が多く、古くからの業界慣習に捉われない新しい視点やスタイルで、住まいや場所・コミュニティに関するプロデュースを行っています。アパレル出身者から元サッカー選手など色んな社員がいて賑やかです!みんなよく働きよく遊ぶ!楽しいメンバーが揃っています。

―具体的なお仕事内容を教えてください。
長澤:マーケティング担当をしています。様々なプロジェクトの仲間づくりから始まり、企画・設計・施工・運営の流れを発信したり、時に進行管理をしたりして、プロジェクトを育てていく仕事です。また、それに紐づく様々な業務、イベント開催、グラフィック製作、webサイト制作などを担当部署と一緒に行っています。
今は葉山にある平野邸の投資型クラウドファンディングを手掛けています。
地域の方々との対話、場づくりを通し、やりたいことにチャレンジできる環境なので、とてもやりがいがあります。

―職場の雰囲気はどうですか。
長澤:風通しが良い会社です!プライベートでもつながりがあり、暮らしと仕事の距離感がちょうど良いです。人間関係のストレスはほぼありません(笑)
一緒に仕事をEnjoyできる人
―最後に、どんな人材を採用したいと考えていますか。
小林:弊社が求めるスキルがあることは前提として、カルチャーフィットを大切にしています。弊社のミッション、経営理念、価値観に共感して、一緒に追求してくれる人です。未経験の分野でも失敗を恐れずに積極的にチャレンジし、自分で考えて答えを出すといった課題解決能力がある方、自走できる方が活躍していると思います。あとは実務的な側面とカルチャー的な側面をきっちり融合させて何事も楽しんで取り組める方ですね。
長澤:採用だけでなく様々な入口がある会社ですので、まずはイベントなどに来て、一緒の時間を過ごしてみてください!
日付:2020-10-06